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小説、本

傑作映画の原作、「ピクニック・アット・ハンギングロック」の感想。

大ヒットした映画「ピクニックatハンギング・ロック」。これは昔見て、輸入盤DVDを買ってしまうくらい気に入っていた。内容は結構忘れてしまったけど。 幻想的な雰囲気が素敵なピーター・ウィアーの出世作、映画「ピクニックatハンギング・ロック」 夢幻的な映像美と、事件が解決しないままにどんどん出来事が進行...
小説、本

殺人教師による児童のいじめ。しかし、全て嘘でした。「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」の感想。

福岡で起きた、教師による児童のいじめ。少年はひどいいじめを受け、あげくに死ねと言われ自殺未遂までし、PTSDを発症して閉鎖病棟に入院。マスコミでも広く報道され、「殺人教師」としてその行状が紹介された教師は停職6ヶ月の処分を受ける。そしていじめをうけた児童の両親が福岡市と教師を相手取って民事訴訟を起こ...
買ったもの

カット式のコーヒーグラインダーを買いました。ボンマックのBM-250M。ちょっと高いけど、自宅で豆を挽くならブレード式はやめてこれにするべき。

以前、ラッセルホブスのコーヒーグラインダー7660Jを紹介しました。ほぼ毎日使っていて、まあ愛用していたのですが。 このたび、別のカット式のコーヒーグラインダーを購入してその違いに驚きました。 正直いって、以前のコーヒーグラインダーはおもちゃみたいなもんだったということがわかりました。ブレード式のグ...
食べ物

絶滅しそうなうなぎの代用食、うな次郎を食べてください。美味しいよ。

環境省がうなぎはなるべく予約して大事に食べましょう、といった趣旨のツイートをしたら、絶滅しかけてるうなぎを食べよとは何事だという抗議が相次いでツイートを消去したらしい。 大事に食えといっただけで、積極的に食えとは言っていないのだし、別にそれくらいいいじゃんと思う。こんなツイートにケチをつける人もどう...
小説、本

「亡命ロシア料理」。そこはかとなくユーモラスなエッセイ集。実用的でもあります。

いろんな国の料理が、和風のものから本格的なものまでいろいろ食べられる日本ですが、ロシア料理はなかでも馴染みがないほうだと思う。ボルシチとかピロシキとかは多くの人が知っている。でも、知ってるけど実際に食べたことはない、という人もたくさんいることでしょう。 わたしもろくに食べたことがありません。そしてロ...
小説、本

小松英雄「徒然草抜書 表現解析の方法」の感想。文献学的手法で今までの杜撰な解釈を一新する可能性。

学校の古文の教科書には必ず出てきて、だれもが冒頭くらいは知っている「徒然草」。 それを文献学的アプローチから解析してみようというのが小松英雄「徒然草抜書」。これは過去に出版された単行本を下敷きに、そうとう加筆修正して文庫化したものだそうです。講談社学術文庫で出ています。 この本では、解釈について意見...
小説、本

「私の「漱石」と「龍之介」」の紹介。内田百閒の文章で、夏目漱石と芥川龍之介が出てくるものをほぼすべて収録した随筆集。

「百鬼園 戦前・戦中日記」出版の記念に百閒の別のエッセイ集をとりとめもなく紹介します。「私の「漱石」と「龍之介」」です。 内田百閒の随筆のなかで、夏目漱石と芥川龍之介がでてくる箇所をほぼすべて抜き出した随筆集。(全て、だったかもしれない)もちろん内田百閒の随筆集としても楽しめる。 割合でいうと夏目漱...
小説、本

山本夏彦「二流の愉しみ」。昔の本だけど、古びない。いつでも通用するエッセイ。

お気に入りの作家の本はときどき読み返すことがある。あとは時々、昔読んだ古い本を見つけて懐かしさに読み返してみたりすることもある。 ただ、どの本も内容が陳腐化しないでいつも通用するわけではない。だいたい、古びてきたり、時代遅れになったり。なんというか、今の時代にそぐわない感じがしてくるものがよくある。...
映画

「ドクター・スリープ」映画版。これはまぎれもなく映画版「シャイニング」の続編ですね。

「ドクター・スリープ」映画版のトレーラーが公開されました。 原作はそれほどでもないかな、という感想でわりと批判的なことも書いてしまいましたが、トレーラーを見て映画版は素直に見たいと思いました。 あらすじやおおきな流れは原作どおりでそんなに違わないと思うんだけど、トレーラーを見ればおおきな違いが存在す...
ドラマ

アメリカン・ゴッズ シーズン2 前半の感想。

アメリカン・ゴッズシーズン2前半の感想。 一言で言うと、面白い。シーズン2からは原作とは離れてドラマ独自の展開がスタートしています。いろんな国、神話の神様がおちぶれた人の姿で登場するという異色な設定のドラマですが、シーズン1は半分くらいはその神々の紹介に費やされ、またストーリーそのものも、主人公であ...
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