2019-05

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小説、本

うつ病などの精神病を「治す」方法があるかも。「脳科学で人格は変えられるか」の感想。

タイトルから、勝手にマッドサイエンティストが人格改造を試みるような本を想像していたら全然違った。むしろイントロ部分はポジティブシンキングでハッピーライフを目指しましょう、みたいな自己啓発本に近いノリ。 そもそも原題は"Rainy Brain, Sunny Brain"で、内容も悲観的な考えを司る脳の...
映画

IT 第2章、予告がでましたね。2019年9月6日公開(アメリカで)。日本では11月1日公開。

忙しくて、見ようと思っていた映画も観てないし、本も読んでないし、ドラマも観ていない。 そんななか、IT 第2章の予告編が公開されましたね。 一足先に本編をみた原作者スティーブン・キングによると、出来栄えは"terrific"だそうで。これがお世辞なのかたんなる宣伝なのかはわかりませんが、前作の出来か...
小説、本

「Xと云う患者」の感想。芥川龍之介とノワールの邂逅。「暗黒の詩学」が狂いゆく龍之介の心象風景によくあっています。

芥川龍之介にまつわる短編集。龍之介が主人公で、面白いのは芥川龍之介自身の小説を利用して構成されているところ。内容も、基本的に事実というかいろんな伝聞やエッセイなどに現れる芥川龍之介を描いているので伝記的な作品でもある。芥川龍之介がどんどん狂っていって自分の小説に取り込まれていくような。 芥川龍之介の...
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