2020-08

スポンサーリンク
小説、本

「この世界は誰が創造したのか: シミュレーション仮説入門」の感想。この宇宙はシミュレーション世界である可能性がほぼ確実、というシミュレーション仮説の入門書。

この世界は誰が創造したのか。それは、人類より上位に位置する超越的存在で、私達がすむこの宇宙はかれらの手になるシミュレーションの世界なのでした。 というシミュレーション仮説を解説した本。哲学者のニック・ボストロムが代表的な提唱者で、テスラのイーロン・マスクも支持している。ニック・ボストロムによると、シ...
ドラマ

キング原作ドラマ「アウトサイダー」の感想。キング映像化の中ではかなりいい出来。

スターチャンネルで放送されてるキング原作のドラマ「アウトサイダー」。 かなりできが良いって評判だったので見てみました。期待通りの傑作。キング原作のなかでも上位に位置するドラマでした。 原作の良さを損なわずに見事に映像化。 大筋はだいたい原作と同じ。高校の教師テリーが少年殺害の容疑で白昼逮捕される。目...
音楽

かつて存在したインディーズバンドCITY LAKE MIRAIについてあれこれ。

CITY LAKE MIRAIというバンド。 インディーズポップバンドなんだけど、大変クオリティの高い曲ばかりだと思う。録音?なんかもチャチさがなくてレベルが高い。バンドメンバーは マリコ(Vocal) 桑原巧(Synthesizer,Guitar) 斉藤芝居(Guitar) 伊藤飴人(Bass) ...
おもったこと

コロナ渦

新型コロナウィルス感染症が流行って以降、いろんなところでコロナ禍という言葉を目にするようになった。そして、それをコロナ「渦」と書き間違っているのも。 それからしばらくたったある日、とある人が、お話の中で「コロナうず」と言っているのを聞いた。 その人は、別の機会に喋ったときにも「いまは世界中でコロナの...
ドラマ

アメリカ最悪の連続殺人鬼なんてじつは存在してなかった!ヘンリー・リー・ルーカスの虚像を暴いたネットフリックスの「 コンフェッション・キラー: 疑惑の自供」の感想。

ヘンリー・リー・ルーカスと言えば、アメリカでも最悪の連続殺人鬼じゃないですか。最初は数十人の殺しを自供してて、それだけでもすごいんだけど最終的には3000人殺したって。さすがに3000人は大げさでも、どうも300人以上は殺してたらしいとか。 彼を主人公にしたマイケル・ルーカー主演の「ヘンリー」ってい...
映画

映画「ミスミソウ」の感想。陰鬱ないじめホラー。

いじめをテーマにした残酷なホラー漫画「ミスミソウ」の映画版。 監督は「先生を流産させる会」の内藤瑛亮。ちょっと期待して見たんですが、結果としては漫画に及ばない感じかな。 おおまかなストーリーは漫画と一緒。ただ迫力は漫画のほうがある。 主人公一家が田舎に越してきて、いじめられ、いじめがエスカレートして...
小説、本

矢部嵩「少女庭国」の感想。アンチバトルロワイヤルの不思議小説。人肉食。

不思議な小説。発想の面白さと雑さと、文章の新しさと雑さとが入り混じっていてどう評価したらいいのか困ってしまう独特な物語。 「少女庭国」という短編と「少女庭国 補遺」という中編で構成されてますが、あわせて一つの物語といった感じ。 「少女庭国」のあらすじ とある学校で卒業式の日を迎えていたはずの少女。彼...
スポンサーリンク