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クメール・ルージュによる恐怖支配下の生活を描いた「最初に父が殺された」の感想。

クメール・ルージュによるカンボジア内戦を少女の目線で描いた、ネットフリックスオリジナル映画。 クメール・ルージュ関係の映画はこれまでも「キリング・フィールド」「地雷を踏んだらサヨウナラ」「運命の門」とかがあったけど、どれもカンボジアに駐留する記者や学者など、外国人が主人公だった。 それに対しこの映画...
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パリ人肉食事件を起こした佐川一政のドキュメンタリー、”Caniba”の紹介。

1983年、留学先のパリでオランダ人留学生を殺害し、その肉を食べるという頭のおかしい犯罪を犯した佐川一政。かれに取材した”Caniba”ドキュメンタリーが作られたそうです。 佐川一政は、パリで精神病院にいれられたけどその後1986年に日本に強制送還され、その後は日本で収監されることもなく自由に暮らし...
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伝説のモキュメンタリー「食人族」のリメイク、「グリーン・インフェルノ」の感想。相応にグロいが、フィクションに徹した劇映画。出来はいい。

悪名高いモンド映画、「食人族」のリメイク「グリーン・インフェルノ」。 ルジェロ・デオダート監督の1983年公開「食人族」は、2つの面で話題になりました。ひとつは、「食人」テーマということもあるそのグロ描写。ジャングルに撮影に出かけた撮影隊が、現地の人食い族に食い殺されるという内容で、殺され方もけっこ...
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「後妻業の女」の感想。大竹しのぶ、豊川悦司主演のなかなか面白い犯罪コメディ映画。

「後妻業の女」を見たので、その感想。遺産目当て後妻業をテーマにして、深刻になりすぎずコメディにまとめた日本映画。面白い。原作は未読。 熟年の独身男性に近づいて結婚し、遺産を横取りする後妻業。結婚するさい、金は重要。愛があればお金なんて、と思っていても、現実には先立つものがなければ愛情の生まれる土壌が...
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「ISOLA 多重人格少女」の感想。阪神大震災の記念映画。

貴志祐介の「十三番目の人格 ISOLA」の映画化。黒澤優主演。 原作も貴志祐介のなかではそれほどいいできとは言えない。ただ、角川の日本ホラー小説大賞の佳作で実質的なデビュー作なので、そう考えればデビュー作から読みやすさと全体の構成への配慮はされていて、最初から優秀な作家だったとも読める。そして貴志祐...
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トム・クルーズ主演「ジャック・リーチャー ネバー・ゴー・バック」の感想。

ジャック・リーチャーシリーズはアメリカで人気のアクション小説シリーズ。作者はリー・チャイルドというイギリス人なんだけど、アメリカ文化を舞台にした小説を書きたくてこのシリーズを書いたという。今までに19作が書かれ、ベストセラーになっている。 アメリカっぽい小説を描くため、広大なアメリカのどこでも舞台に...
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「アイアムアヒーロー」映画版の感想。日本ゾンビ映画の最高峰。世界のゾンビ映画と比べても優秀。

ヒットしているらしい漫画「アイアムアヒーロー」の映画版の感想。 もともとゾンビ映画とか結構好きだったけど、このジャンルはクズみたいな映画も多いのであんまり手を出さないでいました。日本のゾンビ映画も意外とあるんですが、どれも低予算のちょっとギャグっぽいものばかりのようで、よくて変化球、悪ければ予算の無...
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映画版「イット」トリビアの紹介。結構高評価でヒットしてるみたい。

スティーブン・キング原作の映画「It」がこないだアメリカで公開されました。予告編が発表初日で2億回閲覧されたというのがあれなのですが、公開半年前に試写を見たスティーブン・キングも、期待以上、という評価だったようで。まあ、それが当てになるかは分かりませんが、予告編を見る限りけっこういけそうな感じだった...
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「インターステラー」の感想。

クリストファー・ノーランの「インターステラー」。SF映画の中では相当好きな方。 あらすじ 砂漠化とか温暖化とかで作物が出来なくなって、このままでは人類の存亡が危ういのでは、という状況になった近未来。 政府は、というよりNASAは、この事態に対処するため独自のプロジェクトを進めていた。それは、地球以外...
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「ダンケルク」の感想。戦場を体験するような映画。感動はしないが迫力はある。

2017/09/11追記:ノーランの「ダンケルク」、日本の感想がいろいろでてきたが、なんかおかしくないか? 「ダンケルク」は面白かったけど、戦争映画かサスペンス好きな人にお勧めできる映画であって、万人が涙するタイプの映画じゃない。それなのに、どうも一般的な(戦争、といった特殊ジャンルじゃない映画とし...
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