ウォーキング・デッド シーズン8第1話の感想。それとシーズン7全体をかいつまんだあらすじ。

ウォーキング・デッドのシーズン8が始まったので、とりあえず第1話を見てみた。

そのまえに、シーズン7の展開を覚えている範囲でざっとおさらいしてみる。ネタバレしているので注意してください。

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シーズン7のおさらい、ネタバレありのあらすじ。

まずシーズン6から新たに現れた「救世主」を名乗るグループ。こいつらがが新たな敵となり、シーズン6のラストではリックたち一行はそのほとんどが救世主に捕ってしまった。そして救世主のリーダー、ニーガンが現れ、釘を指した凶悪バットでリックたち仲間の一人を滅多打ちにして殴り殺すところで終了。やられたのが誰かは明かされず、ヤキモキした気持ちのままシーズン7を待つことに。

シーズン7の冒頭でやられた相手が判明。エイブラハムだった。それだけでなくグレンもバットの餌食に。リックは自分の弱さをまざまざと突きつけられ、メインキャスト二人死亡というショッキングで重苦しい幕開けでした。ダリルも救世主に捕まり監禁され、カールも暴走して結局ニーガンに捕まってしまう。

ニーガンはカールを殺しはせずアレクサンドリアに返すが、救世主と取引をし、年貢を納めるという契約をきっちり守ることをリックに要求する。救世主はヒルトップとも王国とも同じように取引をしていて、どちらからも年貢を取り立てていた。

一時は要求に従っていたリックだったが、その後なんだかんだあってやっぱり救世主に立ち向かうことを決心する。ダリルも脱走に成功。

キャロルは王国に救われた後、戦いが嫌になったとかでひとり一軒家に暮らしていたんだけど、なんだかんだあって蜂起に参加する。モーガンも延々と人殺しはよくない的な葛藤を続けた挙句、やっぱり蜂起に参加することに。

サシャはニーガンの暗殺を企むが失敗し、ニーガンに捕まる。

足りない人員と武器を何とかするためリックは武器を調達し、ゴミ処理場をねぐらにしている謎の集団を味方につける。

でいよいよ対決。ゴミ集団と協力し迎え撃つ救世主を体制を整えてあるアレクサンドリア。有利な条件で戦えると思っていたリックだったが、ゴミ集団がまさかの裏切り。形成は一気に逆転し、シーズン冒頭と同じように全員が武器を奪われ、窮地に陥る。リックはニーガンに、カールの手首を切り落とせば命は助けてやると言われる。極限状態のリックがカールの手首に斧を振りかざした瞬間、王国とヒルトップが救援に駆けつける。

リックたちはなんとか相手を撃退。おしまい。

シーズン8、第1話の感想。

シーズン7は前半暗い感じだったけど、後半から徐々に戦闘準備に入り、最終回付近が一番おもしろかった。とくにゴミ集団の裏切りで一気に窮地に陥ったところ。またかよ…って感じでしたが展開的にはよかった。その後のマギー率いるヒルトップとモーガン率いる王国の登場も、まあベタなんですが燃える展開でした。

いちばん不可解なのはキャロルとモーガンですね。どっちも戦いたくないとか人殺し反対みたいな場違いな思考で、ゾンビが溢れて無法者が群雄割拠している世界の状況をよくわかってない足手まとい感が出ていて。それも最初から最後まで筋を通すならいいのですが、結局はリックの仲間に復帰するので、キャラ設定がぶれてしまう。いかにも尺増しにこういう展開入れてみましたという感じで気になった。

シーズン8第1話では、今までとは逆にリックがニーガン率いる救世主の本拠地、サンクチュアリに攻め込みます。それも結構な準備をして完全武装で乗り込むのでリック優位の状況。

ニーガンは、実はマギーを裏切って完全に救世主の傘下に加わったグレゴリー(ヒルトップのリーダー)を連れてきて、今すぐに帰らないと家族ごとヒルトップの家を追い出す、と脅しをかけます。が、みんなグレゴリーではなくマギーをリーダーとして認めているので、グレゴリーの脅しはまったく効果がない。この役立たず!と階段を蹴り落とされるグレゴリー。

グレゴリーは能無しリーダーというやな役なんですが、ところどころ喜劇的に演じていてみていて不快感のない演技をしていますね。役者のザンダー・バークレー随分老けた感じだけどわりとよく見る俳優で、「キャンディ・マン」という傑作ホラーで主人公の旦那役をやっていた。

役柄は最悪だけど不快感がないというのはニーガンもそうで、これもエイブラハム、グレンを撲殺して救世主を支配下におく最高にやなやつなんだけど、愛嬌があって不快ではない。

キャロルが再びリックたちの仲間になったのは、シーズン7の行動はなんなのか、ただのかまってちゃんだったのか?と思いますがまあいい。しかしモーガンもためらいなく敵を殺すようになっていて、一体彼のこれまでの逡巡は何だったのか…と思わずに入られません。果たして今後のエピソードではモーガンの思想が重きを持つような、道徳的テーマが出てくるのか、それともめんどくさいことはなしにしてゾンビと悪役を次々に退治するアクションドラマになるのか。対立集団同士の戦闘が多くなってきているシリーズですが、カールが生存者に缶詰を残すシーンなんかもあり、人と人とのつながりみたいなものもまだこのドラマの柱になるのでは、と思っていますが。

リック側に寝返ったドワイトの協力もあってニーガン強襲はとりあえず成功したものの、敵の反撃もあり深追いはせず一旦陣地に帰るリックたち。その途中、神父のゲイブリエルが助ける求めるグレゴリーを発見する。

おいおい、これまずいパターンじゃないの…と思っていると、案の定、ゲイブリエルはグレゴリーを助けにいってゾンビに取り囲まれ、逆にグレゴリーはゲイブリエルの車を奪って逃走。ゲイブリエルはなんとか物置小屋みたいなところに逃げ込む。建物のまわりはゾンビでいっぱい。そして建物の中にいたのは、ニーガンだった。

このベタベタな展開はどうでしょう。ゲイブリエルはどうも足を引っ張り気味な気がしていたけど、ここでもグレゴリーを助けようとして窮地に陥ってしまう。見ていた誰もがグレゴリーなんかほっといてさっさといけよ!と思ったことでしょう。このあと、ニーガンに殺されるか人質にされるかして、また事態を混乱させるんでしょうね。

どうなるか予測がつかないので、とりあえず続きが気になる展開ではあります。それから、時々カットインされる、年老いたリックが家族と平和に暮らしている様子。これはリックの夢なのか、それとも現実なのか。またそれとは別の、泣きはらした様な目のリックのアップも数回カットインします。これがどういう状況なのかも気になる。

ということで、とりあえずあれだけ苦渋を舐めさせられてきたニーガンに一泡吹かせたという点で、なかなかおもしろいエピソードだったと思います。それにカットインされるリックの姿がどうつながってくるのかも気になる。

今のところ、Huluの無料期間で見ているのですがこのまま課金して続きを見るか、それともNetflixとかにくるまで待つか…。どうしようかな。