コロナ騒ぎが始まってからマスク必須の日々が続く。
それは別にいいんだけど、メガネをかけてマスクをするとどうしてもメガネが曇ってしまう。
マスクそのものは、喉も保護できるし、コロナ以外の風邪やインフルエンザ予防にも効果があるし、つけてるとなんとなく健康にいいような感じがする。しかし冬は眼鏡が曇ってしまい、これには本当に困る。
しっかりした鼻あてのマスクを選んでも所詮大した違いはなく、外に出たり寒暖差のある場所ではどうしても曇ってしまう。
かといってコンタクトレンズに変えるのもめんどくさいし、高いし、なにかいい解決策はないだろうか。
そこで「眼鏡のくもり止め濃密ジェル 耐久タイプ」ってのを買って使ってみました。
結論から言うと、これはなかなかのすぐれものです。
使い方はかんたんで、メガネをティッシュとかで拭いたあと、ジェルをレンズ両面につけて塗り込むだけ。
効果はかなりあり、呼気による曇りはかなり改善されました。ジェルを付けた状態でミストサウナに入ってみても曇らなかったのには驚きました。このへんは付ける量にもよって変わりそうですが。
少量で十分効果あり。
注意点としては、つける薬剤の量。ほんの少しで効果があります。
説明には「レンズの両面に米粒大(直径5mm程度)の液をつけて、ティッシュペーパーや柔らかい布などで液を塗り込むように拭き上げてください。」って書いてありますが、直径5mmもある巨大な米粒みたいことない。
とりあえず米粒くらいの、2×4平方mmくらいの面積の量をつけてみましたが、たぶんこれだとかなり多い。塗りたくったあとレンズにうっすら薬剤の膜ができてしまうくらい多いです。効果は強まるかもしれないけど、視界が遮られて邪魔です。
最適な量は直径2mmくらい、チューブの先端にはみ出た薬剤でちょっと触れるくらいでいいと思います。濃いジェルで気泡ができやすいので、気泡の表面分くらいでいいかも。とにかく少量で効果があるので、少しつけてみて、試してください。
雨に当たるとだめです。
欠点は、水滴や雨に弱いこと。蒸気なんかには強いみたいだけど、雨があたるとだめです。雨粒が当たるとレンズが雨の日の車のフロントガラスみたいになってしまいます。だから雨の日にずっと屋外でいるときには使えないかな。もっとも、そんなときに外にでるなってことだけど。仕事で雨でも屋外に出る必要があって、でもマスク必須という場合には使えないかもしれません。
そういう状況でなければまったく問題なく、メガネにマスクをしててもほんとに曇らなくなります。
ドラッグストアには売ってなかったけどホームセンターには売ってた。
多分600円くらい。アマゾンだとボッタクリかもしれん。