Fire TV Stick (ニューモデル)のレビュー。幸せな引きこもり生活実現の一助に。対応アプリ、操作のレスポンスともに不満はなく、2K環境ならこれで十分。

amazonのFire TV Stickを買いました。2016年にでたニューモデルです。

本当は、本日10月25日発売の新しいFire TVを買おうと思ったんだけど、当日に届くのかと思ったら発送予定日が11月以降だったので、我慢できずにスティックの方を買ってしまいました。

東芝レグザ 40v30でネットフリックスは十分楽しんでいたんだけど、AmazonビデオとかHuluとか、その他のいろんなサービスがレグザでは楽しめない。そういうのを見るためにFire TVを買おうと思いました。

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Fire TVと Fire TV Stick、その他の似たような製品の比較。

同じようなサービスは アップルのApple TV、グーグルのChromeCastがあったが、Apple TVはamazonとライバル関係にあるようで、amazonビデオが見られないので対象外。ChromeCastは、基本的にスマホの画面をテレビに映すというサービスのようで、いちいちスマホで操作しなければならない。これはこれで便利な場合もある気もするけど、どっちかというと画面をみてリモコンで操作したいのでamazonのFire TVにした。

2017年10月25日発売のニューモデルのFire TVは4K画質、HDRに対応しているので、対応するテレビやディスプレイがあれば美しい画質のコンテンツが楽しめる。値段も8,980円と旧モデルより安い。わたしも、テレビもディスプレイもフルHDだけど、将来を見越して最初はこれにしようと思った。でも前述のとおり入荷がまちきれなかったので、Fire TV Stickにしたのでした。

Fire TV Stickのいいところは、まず値段が安い。4,980円。改めてFire TVに買い換えてもそれほどの痛手ではない。それから最大でフルHD、60fps。あとCPUのスペックがFire TVより劣るので、Fire TVでできる重いゲームが一部できない。逆に言えば、これをつかってゲームとかせずに現状でフルHDのディスプレイしかないのなら、Fire TV Stickで十分。

新しいFire TVはちょっと高いけど8,980円というそれでも手頃な値段で、4K及びHDRに対応。これから買う人は、いま4Kテレビを持っていなくても新しいほうをかってもいいかもしれません。レスポンスなどの点でもさらに良くなっているかもしれないし。

シンプルな同梱品。HDMIケーブルは付属してます。

同梱されているのは本体と、リモコンと、リモコン用電池(単4×2)と、HDMIケーブルと、電源アダプタ。

本体はUSBメモリに毛が生えた程度の大きさで、ほんとに小さい。側面にHDMI出力端子がついていて、直接テレビやモニタに接続するようになっている。ただ、本体に電源を供給する必要がある。同梱のusbケーブルは1mくらいあるので、大抵の場合足りることでしょう。

付属のHDMIケーブルは、本体をディスプレイ/テレビに接続するのが場所的にむずかしいときに便利。ただ、長さが10cmくらいしかないので、場合によってはより長いHDMIケーブルを用意する必要があるかも。わたしはHDMIケーブルが付属するとは思わなかったので、amazonがおすすめしたHDMIケーブルを一緒に買った。

実際に使用してみる。レスポンスもはやく、快適。

さっそく接続してみる。この機械の特徴は、電源ボタンがないこと。接続した瞬間に使える状態になっている。

Wi-fiの設定を済ませると、最初からamazonのアカウント名が表示されている。amazonプライムのビデオはすぐに視聴可能。NetflixやHuluなどその他のサービスは、アプリをインストールして、そのアプリを選択して視聴するというスタイル。他にもニコニコ動画、abemaTV、NHKの海外向け英語ニュースとか無料で視聴できるものがいろいろある。

このアプリのインストールがかなり高速。リモコン操作のレスポンス、番組選択時のスクロールも、全体的にとても快適。このちっこい本体にクワッドコアのCPUと1GBのメモリ積んでるんだからなーそりゃ速いわけです。いまだにペンティアムという過去の遺物の入ったパソコンを使っているわたしには信じられません。

実際に映画や番組をみても、再生が始まるまでの待ち時間も少なく、快適。

全体的にレグザ40v30に内蔵されているNetflixやクラウドサービスよりもずっと快適に動作します。

リモコンも及第点。音声認識は素晴らしい。アプリをまたいで検索してくれれば最高だったのに。

リモコンの使い勝手もよい。主に使うのはリング状の上下左右ボタンと、真ん中の決定ボタン、戻るボタン。シンプルでわかりやすい。

他にホームボタン、設定ボタン、早送り、巻き戻し、再生/一時停止ボタン、音声認識がある。実際にはリングボタンで早送りなんかもできるので、使うのはほとんどリングボタンだとおもう。

地味に素晴らしいのはこのリモコンがブルートゥースで接続されていること。スティック本体はちっこいけど、リモコンの電波が届くかどうか気にする必要がない。どこに向けようが関係なく、ある程度の範囲内にあればリモコンは反応してくれる。

ボタンの感触はちょっと固め。もう少し押しやすくてもいいかな、という気もするけど、この値段ならまったく不満はない。なによりすごいのが、このリモコンの音声認識。音声認識ボタンを押しながら話しかけることで、言葉で動画を検索してくれるんだけど、この認識精度はかなりすごい。とくにプロファイル設定とかしなくても、ボソボソ喋ってもほとんど間違いなく認識してくれる。

惜しむらくは、全アプリをひっくるめた串刺し検索ができないこと。ときどきNetflixなんかも拾ってくれるみたいなのでちょっと不明な点もあるけど、基本的にはamazonビデオの動画しか検索してくれない。それに無料と有料のものも区別できない。

そういうわけで、認識精度はすごいけれどあまり頻繁に使うことはなさそう。串刺し検索さえできれば…。

電源ボタンがないので、テレビを消したらほっといてOK。

電源ボタンがない。しばらくほっておくと、きれいな風景を写したスライドショーのスクリーンセーバーが始まり、さらにほっておくと電源が切れるようだ。正確には、スリープモードに入る。リモコンのボタンをおすと、瞬時に起動する。

つまり、いちいち電源をきらなくてもいいよ、ということらしい。これには戸惑う人もいるかもしれないけど、Fire TV Stickの存在を気にせずテレビの電源だけを消せばいいので、慣れればらくかも。裏で点きっぱなしというのがどうにも気持ち悪い、という人は、ホームボタンを3秒ほど長押しすると出てくるメニュー画面でスリープを選択すれば、手動でスリープモードに入れる。

ごくわずかな欠点としては、光音声出力がないことと、若干安定性に欠けるところ。

すばらしいFire TV Stickだが、唯一の欠点があります。それは音声出力がBluetoothしかないこと。まあHDMIのみという潔さなので、仕方ないのかもしれません。

テレビのスピーカーだったら、音声もそれなりに出るでしょうし(レグザ40v30のスピーカーはそんなに悪くない)、デジタル音声出力もついてるだろうから問題ない。しかし、たとえばパソコン用ディスプレイだと、音声出力がついているものはめったにないのでは。

そうなると、せっかく映画を見ようと思っても、音声はパソコン用ディスプレイの非常にしょぼい内蔵スピーカーでしか再生できない。ひょっとするとスピーカーのないディスプレイもあるかもしれない。

Bluetooth接続はあるので、UE BOOM2などの素晴らしいスピーカーで音声を出力することはできます。UE BOOM2で映画をみると、ちょっと音がこもり気味に聞こえる。でも結構迫力あるので意外とよかったです。あと最近のアンプはBluetooth接続に対応とかしているのでしょうか。それなら、そういうアンプがある人は問題ありませんね。でもどうせなら、Fire TV Stickにはぜひ光オーディオ出力をつけてほしかった。あるいは光オーディオ端子付きの別モデルも販売してほしかった。

それから、若干動作が不安定になることがある。例えば、Bluetooth機器を認識しなかったり、テレビに接続しても起動しなかったり。問題が起きたら、とりあえずメニューから「再起動」すれば大抵はカタがつきます。起動しない場合、全部のケーブルを外して、まず電源に接続し、それからHDMI入力に接続しなおす。これで起動することがあります。

それから、延長保証プランというのが別売りで販売されているのが気になる。常時つけっぱなしで本体はそれなりに熱を持っているし、これ、製品寿命はそこまで長くありませんよ、というamazonからのメッセージのように思える。わたしは、こわれたらFire TVにしようと思うので延長保証はつけませんでした。

まとめ。これは非常に素晴らしい装置で、他の娯楽を駆逐してしまう。

テレビはテレビで便利だけど、amazonビデオとかNetflixとかHuluとかの動画サービスしかみない、という人は、このFire TV Stickとモニタだけあればすごく楽しい時間が過ごせると思う。ネット動画のサービスがここまで充実してくると、民法のテレビを見る頻度が本当に減ってきますね。abemaTVをちらっと見た感じ、日本のニュースもこれで見られるし、海外のニュースはBBCとか海外向けNHKもあるし。

外に出るのは健康のため散歩をするときぐらいで、ずっと家の中でこれ見ていてもしばらく飽きないかも。お金が十分にあれば、外でビールとツマミを買ってきて飲みながら動画を見て、ときどき外に出かけてまたビールとつまみを買ってきて…。ま、こんな娯楽装置がある現在、いまの若者が飲みに行かなくなったり車を買わなくなったりするのも当たり前だなと実感します。すばらしい。TSUTAYAのレンタル部門は、このままでは早晩なくなるでしょう。

もちろん、小型の機械なので出張や旅先にもらくらく持ち運べる。滞在先のホテルにまともなWi-fiとテレビさえあれば、自宅と同じように楽しめる。せっかくの出先でも初めての店に入ったりすることもなく、コンビニで酒とツマミを買ってきて部屋でFire TV Stickになってしまうのか…。