セゾン投信を解約するタイミングなのかどうか。

セゾン投信を解約するかどうか。

最近解約するしないという記事をネットでみたので、なぜそういう考えになるのか、考えてみました(個人的には解約するつもりはありません)。

セゾン投信の結果。

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2017年10月現在、いまのところは悪くない成績。

個人的には、思っていたよりも成績がいい。これは均一の積立ではなく、一度スポットで少し買ったりしています。ふたつあるのは、かたっぽがNISA。

解約するという場合、理由はいくつか挙げられます。たとえば思いついたのは以下の3点。

  • 手数料が高い
  • 債券、株式の比率が気に食わない
  • 積立金額変更などの手続きが面倒

ただ、どれも決定的じゃない…。まあ、投資を実際に初めてみて、計画がかわった、ということは大いにありえることです。

手数料は高いのか。

まず1点目、手数料について。

セゾン投信はだいたい0.7%の信託報酬がかかる。他のインデックスファンドだと0.3%くらい。これ、投資金額や年月によってだいぶかわるので、具体的に考えてみる。

例えば月に10万円積み立てた場合。セゾン投信を選んだということは、長期投資を前提にしていたはずなので、10年間の投資とする。年間120万円で、その0.7%は8,400円。まあ、最初から120万円まるまる持っていた計算なんですが、そのへんは勘弁してください。

これが10年で、84,000円になります。

どうでしょうか、高いでしょうか。ただし、これにはリバランスを自動的にやってくれている、そのコストも含まれていると考えてください。

他のファンドに乗り換え、いくつかのファンドを組み合わせて同じような構成にして、信託報酬が0.2%ですんだとします。

そうすると、10年で24,000円ですむので60,000円もお得になります。

ただし、この場合は自分でリバランスをしなければなりません。

自分でリバランスするのだから、それはただですむ、という考え方もあります。ただ、わたしとしてはリバランスははっきり言ってやりたくない作業です。初めてやる1回か2回は、面白くできるかもしれません。でもそれ以降、たんなる面倒な手続きとしか思えなくなるのが容易に想像できます。面倒くさがり屋なので。

その場合、自分でやるとどれくらいのコストがかかるのか。

例えば、自分の時給1,000円だとすると、年に1日だけ、手際よく5時間でリバランスにかかる諸々の計算やら手続きを済ませた場合でも、5,000円。10年で50,000円になります。

乗り換えてプラスになった60,000円からそれをひくと、10年で実質10,000円。1年1,000円しか得してない計算になります。別の言い方をすると、10年間で50時間、作業に費やす必要があります。

もっと手際よくやれば時間は短縮できるかもしれませんが…。リバランスなんてしない、とか、もっとずっと高額の投資をしているとか、そういう場合はもっと安いファンドに乗り換える意味があります。

同じ構成のバランスファンドでコスト的に乗り換える意味があるのは、世界経済インデックスファンドくらいですね。株式の国別配分が時価総額比率とGDP比率という違いがありますが、世界経済のほうが年間2,400くらい安くなる。

個人的には、セゾン投信も別段高いとは思えません。セゾン投信のままでも、年間8,400円でリバランスをしてもらっている計算になります。むしろ、これでやってもらえるならいいのでは…。

あと、セゾン投信の、まともな対価をもらって継続する、という考えに共感しているというのもあります。安売り合戦でサービスがおろそかになったり廃止されたりしたら困るので、最低限持続可能な料金はかかる。むしろ、小規模な直販型投信で販売手数料もなく、商品も2本の投信だけ、というスタイルにしては、かなりがんばっていると思います。

次に、ファンドの構成について。

これはもう、合わないと思ったら変えていいと思います。

特に、セゾン・バンガード・グローバルファンドの特徴である債券:株式=50:50の比率ですが、わたしも債券がもっと少なくてもいいと思っています。

わたしの場合、ほかで株式のみのファンドをもってバランスをとっているつもりですが、楽に1本のファンドだけでやるばあい、たとえば世界経済インデックスファンドの株式シフト型というやつがあります。あるいは、株式オンリーのインデックスファンドでもいいし、そのばあい信託報酬は安いはず。

いろいろ検討した結果セゾン・バンガード・グローバルファンドの比率に納得して始めたはずでも、実際にしばらく投資をしてみた結果、考えが変わる、というのはありえます。

次、手続きが面倒な点について。

セゾン投信は積立額の変更をするのに、いちいち必要書類を請求してそれに記入して送り返す必要があるのではっきりいって面倒です。これがオンラインで出来るようになればなーと多少思います。

ただ、その面倒臭さが、ほったらかしにつながっているとも思えるので、あながちデメリットばかりとは言えません。積立額をいじくり回した挙句、かえって損をするパターンも多いようなので。

ただ、口座振込が面倒で、セゾン投信の口座に資金をプールしておけないのが面倒ですね。

個人的には、投信の解約をいま考え始める理由は別にあると思います。

米国株、日本株の好調が、投資信託を売りたくなる原因かもしれない。

それはセゾン投信に限らず、いま、多くの投資信託で利益が出ているからじゃないか、と思います。

今年から株価の上昇が始まって、いったん調整が入るだろうという予測が早くからされていました。それが夏頃になるのか、9月以降なのかはわかりませんが、とりあえず今のところダウは上昇を続け、日本の株価も衆議院解散もあってさらに上がっています。

2017年10月現在、セゾン投信の基準価額も過去最高くらいにまであがっているので、タイミングにもよりますが多くの人が利益を得ているのでは。

人間とは不思議なもので、含み損に頭を悩ますこともある反面、含み益が怖くなることもあります。

いまもっている投信や株で含み益がでている。そうすると、いつかそれが消えてしまうのではないか、という不安が鎌首をもたげてきます。

個人的には、いまはアメリカの株価にはやがて調整が入ると言われ続けているので、いま売っぱらうのは悪くないんじゃないかと思っています。

ただし、長期投資を考えいるのなら、売ったお金をプールしておいて、やがて株価が下がったときに再投入する必要があります。株価が下がるのがいつになるのか、それがわからないのが難点です。

わたしは夏頃下がるのではと思っていたので、予想が外れました。年内に下がるのか、それとも年を越してもまだ上昇するのか。わかりません。

もうながく投資してきて、そろそろやめてもいい、という人はいまが売るチャンスかもしれません。

わたしは調整が入ると言われていたので高値で売って、下げたところでまた買おうと思っていたのですが、なかなか下げる気配が見えないので結局はそのまま積立をすることにしました。

やっぱりそれが一番らくなので。