だいたい積立をはじめて優に1年以上が経過しました。
ぶっちゃけていうともうすっかり飽きました。当初は面白がって株価をチェックしたり、日々の変動を見ていたのですが、そんなことも忘れてしまいました。大した額でもないし、そもそもインデックスファンドで構成されたセゾン投信なんかの積立が中心なのでたくさん儲かるわけでもないし。
投資したファンドは全部プラスになっていました。
それでも、2017年は日本もアメリカも株価があがったので全体的にプラスになりました。インデックス投資をしていた人はだいたいプラスになっているはずです。
今見てみると、積立分に関しては、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが13.43%、資産形成の達人ファンドが26.35%のプラスだそうです。
確定拠出年金では、ジェイリバイブというすごいやつが51.79%、EXE-i新興国株式が25.16%、ニッセイ外国株式インデックスが20.84%のプラスです。全部プラス。
なにもせずに、このまま放置します。
本当なら、1年の始まりとかこういうタイミングでリバランスを行い、例えばちょっとキャッシュに変えたり、債権分のあるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを買い増したりするといいんでしょう。でも、このまま同じ割合で積立を続けます。
理由はめんどくさいからです。
それに、新興国も先進国も日本も相関度が高いようで、それらのなかでいちいち比重を変えるのが無意味に思える。
今後の方針としては、このままほったらかしにします。2017年後半に調整が入るとやらでちょっと基準価額が下がる、と勝手に思っていたのですが、そうはなりませんでした。きっと2018年のどこかで下がるんだと思います。全部プラスなので利益を確定してみたい気もするけど、これが暴落したときにどんな心持ちになるのか体験してみたい。
それから、ジェイリバイブ。こいつは本当にすごい。1年リターンは60%を超えていて、評判のよいひふみ投信を遥かに上回っています。積立しているわたしの場合でも50%越えのプラスなので、アクティブファンドとしては相当優秀です。今後は、これもやがてはインデックスに負けてしまうのか、それともこれはインデックスを上回る成績を記録し続けるのか、見守っていきたいと思います。
あと気になるのは、SBI証券でなんか手数料のすごく安いインデックスファンドが売り出されたとかいうやつ。確定拠出年金用にも使えるのなら、積立の対象をそれに変えようかなと思います。
セゾン投信は、他社からいろんなのが出ているので相対的に手数料が高くなっているようですが、めんどくさいのでこのまま積立を続けます。もし、同じバランスで手数料がずっと安いファンドが登場したら、そちらに切り替えるかもしれません。
NISAとつみたてNISAについては、理論的にはトータルで投資できる金額のおおきいつみたてNISAのほうが得なはずです。しかし、つみたてNISAは年間40万円までなので、マックスまで積み立てるのに20年つづける必要がある。若い人ならいいけど、それまで生きてるのかどうかよくわからないので、とっととNISAで年間上限まで投資して、5年だっけ、続けるのも手っ取り早くていいと思います。
結果をみて思ったこと。
しかし改めて思ったのは、お金はお金のあるところに集まるんだな、ということです。投資をすると明確に何%という数字で結果が出てきます。が、元が小さいと、どんなに%が良くてもたかが知れています。
楽して大金を稼げるという虫のいい話はありません。なんかで読んだ、カート・ヴォネガットの卒業生向けの講演がよく思い出されます。
金を稼ぎたい?それなら、懸命に働くことだ。女の子にもてたければ、上等な服を着てにっこり笑っていることだ。
たしか、こんなことを言っていたような気がする。