インデックスファンド、アクティブファンド、バランスファンド、株

投資信託を買うに当たって、ネットや本で多少調べてみた。

アクティブファンドの(たしか)半数以上が長い目で見るとインデックスファンドに勝てない。そのためインデックスファンドを選んでいた方が無難。どの参考書にもそう書いてある。
しかし、逆に言うとインデックスに勝っているアクティブファンドも確実にある。問題はアクティブファンドが勝っている期間で、同じファンドが永遠に勝ち続けることはないのでアクティブファンドでプラスを続けるにはタイミングを見て乗り換える、または売却する必要がある。しかしタイミングを計ったりそもそも勝てそうなファンドを選ぶことは、少なくとも私には無理。そもそも定期預金感覚で投資信託を使っているのだから、そんな面倒なことはしたくない。
では、インデックスファンドならなんでもいいのかというと、それもまた違う。
あるインデックスファンドで利益が出ている場合、同じ投資対象のアクティブファンドでより多くの利益が出ているものはたくさんあると思う。またインデックスが悪いときに下げ幅を抑えるアクティブファンドもある。ただそれは指数との比較にすぎない。対象となるインデックスがまったく伸びない場合、それと比べてどうこういっても仕方がない。日本株式の場合、バブル期に4万円近くまでいった株価はその後急落、2015年末に2万円近くまでいったが現在17000円弱でうろついている。何十年もこういう値動きをされるとすると、それと比べて多少いいとか悪いとかいった程度ではあまり意味がない気がする。
それがいやなので、私は世界分散をしてくれるファンドがいいと思った。なおかつ株だけでなく債権にも投資してくれるものがいいと思った。株だけでみたらアメリカ株がもっともリターンがいいということで、それに連動するインデックスだけでも良さそうだが、それもどうなるか分からないのが歴史というものだし、債権をいれて多少値動きが緩くなったほうがほったらかしにしやすいだろうから。
それでセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを選んだんだが、これの過去の成績を、同じタイプの他のファンドと比べてみる。すると、ほとんどの年で偏差値40~60くらいの範囲に収まっていて、2008年~2015年の平均を見ると丁度真ん中の順位になる。つまり世界分散された株式&債権の丁度中間。これこそ、私が求めていたもので、つまり1位にはなれないがビリにもならず、丁度まんなか位の成績を保つファンドとなる。日本とか特定の指標の真ん中ではなく、世界経済全体での真ん中。セゾンならこれ1本でこの位置を安定して保ってくれるので楽でいい。バランスの取り方も明確な時価総額比重&株式債権50:50のルールに乗っ取っているので、運用の仕方でやきもきすることもない。これの成績がわるいときは世界経済がうまくいかないときなので、まったくどうしようもないとあきらめることができる。ある時によかった国も、悪かった国も同じように時価総額比重で取り込むのでどうしようもない。それも後追いなので、決して1位にはなれないが、ビリにもならない。日本がこれからめちゃくちゃな不景気になって株価が大暴落しても日本株を持っているが、それはやがて売られるし、逆に日本がめちゃくちゃな好景気になって株価が4万円になったとしたら、やがて日本株をかい増す。これをメインにするのが、私の性に合っている。
似たもので世界経済インデックスファンドとか8資産均等バランスとかがあるが、こうした投資対象とそれへの資産配分割合が明確に決まっているファンドにたいして、成績が悪いとか1年ずっとマイナスだとか文句を言う人が理解できない。たぶんあまり詳しく調べず、期待リターンとかのいい数字ばかり見て始めたのかもしれないが、そういう人は投資信託には向いていないからやらない方がいいと思う。アクティブファンドをやってもだめだろう。
アクティブファンドは信託報酬が高いからだめという意見をよく見るが、それは間違っている。信託報酬以上の成績を出しているファンドはいいファンドなので、自分で判断したうえでそれにかける価値は十分ある。実際、ひふみ投信というファンドはとてもいい成績を長年続けているようだし。私は世界分散のバランスファンドを選ぶが、それは楽&安心という理由で、リターンがいいからではない。それに、バランスファンドも当たり前だけど結果的に損する可能性はあるので、もし絶対的に投資信託で利益を出したいなら、投資対象が明確なアクティブファンドを選択すべきだと思う。特定の業種や分野に集中投資するアクティブファンドもあるから、自分が来ると思ったものを選べばいい。自己責任で、読みが当たればいいし、外れれば損する。それとは別にひふみ投信みたいなある広い対象から自己判断で投資しますというファンドの場合、そのファンド、およびマネージャーを信頼できるかどうかが全てだと思う。成績がいいときはいいが、成績が悪いときにもそのファンドを信頼できるのか。そしてファンドが、いつかその信頼に応えることができるのか・・・。
本気でリターンを得るつもりなら株式投資をするしかないが、それには最低でも300万円は必要なんじゃないかと思う。銘柄選択に相当の時間もかかると思うから、それに変わるものとしてアクティブファンドがあるのかな。まあ300万円は多少分散投資する場合の想定で、これはと思う銘柄に集中投資して成功したらそれを元手にさらに・・・ってなことはみんな夢想してるはずだけど、私はそのリスクがとれないからバランスファンドを選んでるんですよね。お金があって、多少の時間もあればたぶん多少の株とアクティブファンドを投機的に売買してると思う。

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