定期預金の代わりに投資信託3

定期預金の利息の低さがいやで、もう少し儲かればなと思って投資信託を買った。ただ、当然、投資信託は元本保証ではないので、損する可能性がある。しかし実際に損するのと含み損はまた違うので、それは気をつけなければならない。積み立てをしている場合、積立て中には含み損になることもある。むしろ積立てしている最中は含み損の期間があったほうがいい。「敗者のゲーム」か「ウォール街のランダムウォーカー」に書いてあったが、「これからハンバーガーを買いに行くというのに、ハンバーガーが値上がりするのを喜ぶ物はいない」(うろ覚え)。

問題は、含み損云々ではなく最終的に利益が出るのかどうか。

現在は経済が低調な時代と言われている。ニュースを見ていても、自分の身の回りを見ても確かに景気はよくない。この低成長時代はもう少し続く見込みだそうだ。

長期投資で投資するのは、ときどき低成長の時代があるにせよ、やはり世界経済は成長していくと考えているから。世界分散で長期投資するのは、究極的には、長い目で見た場合経済は成長するかどうかという賭けをしているようなものだろう。この賭けに乗るほうがいいのかどうか。

個人的にはこの賭けの勝率はかなり高いと思っている。この賭けに負けるときは、賭け自体が成り立たない状況になっている可能性が高いと思う。つまり成長がマイナスに転じて、回復しないまま落ち込みが続く場合。そうなると、投資がどうとか言っていられる場合ではなく、賭け金はなくなるかも知れないが、投資がどうこう以前に自分の生活がどうなるのか、国が成り立つのかという状況になっていると思う。

もちろんこうした状況を回避すべく世界は前進しているわけで、それがうまくいけば成長は続く。どちらにしてもこの賭けに乗っていてい損することはない。という考えです。

ただ、現在の低成長の時期を乗り越えることができず、その後もずっと続く可能性はあると思う。昔は高度成長時代があり、新しい物がどんどん産み出され、それにつれて消費も伸びた。それに比べると今はまったく新しい物ではなく、同じ値段でよりよいサービス、同じサービスならより安く、という方向に向かっている気がする。少なくとも先進国では少子高齢化が進んでそうなるとおもう。発展途上国ではまだまだ人口が増えそうなので、増えた人口分は消費増が見込めると思うけど、果たして地球のスペック的にどれくらいの人口が維持できるのかは不明。意外と早くに限界を迎えて、人口の維持で精一杯という時代が来るかもしれない。

そうなるとつまり賭けに負けた状況になるわけだが、それがいつごろになるのかはわからない。たぶんその頃にはわたしはもういなくなっているでしょう。それに、これまでの人類の発展の歴史を振り返ると、やはりなにか打開策を見いだせる気がする。ちょっと楽天的かも知れませんが、人類にはいい面もあれば悪い面もある。いい面を信じています。

何の話か分からなくなってしまった・・・。

 

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