投資信託をすることにして、主な投資対象をセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに決めました。積み立てで、長期間(最低5年以上)持っている予定です。
セゾンについて。
良さそうだと思った点は以下。
- バランスファンドなので値動きが多少緩やかになり、リスクが軽減されること。
- 世界経済に時価総額比重で分散するという、投資対象のバランスがもっとも好みに近かった。比重が数値で決まっているので、運営会社の判断が入らない。
- バランスファンドであるためリバランスの手間がかからず、楽でいい。
- 資産がかなり集まっていて(1,000億円)、早期償還の恐れが少ない。
- フィデューシャリー・デューティー宣言。
長期保有の理由
様々な天変地異やら紛争やらで株価は短期的に大きく上下することがある。そのタイミングは掴みづらく、タイミング狙いの売買は難しい。しかしこれまで長期的には、世界経済は徐々に成長している。そのため長期間保有していれば、短期的な下落にも目を瞑れる程度に価値が上がっている可能性がある。
積立ての理由
世界の株価は10年くらいの周期で周期的に変動している可能性がある。万が一高値の時期に一括投資してしまうと、その後のしばらくは含み損が続く可能性があり、また得られる利益も総体的に少なくなる・・・。
これについては、結局今が世界的に高値なのか、別の言い方をするとこれから先世界経済がどうなるのか、分かりようがないので、どちらがいいとも言えません。いまが底値だとすれば一括投資すればいいわけだし。いろんなネットでみた情報を総合すると、いまは低成長の時代らしい。個人的な感触としては確かにそうだし、そしてこの先も低成長が長く続く気がする。
投資資金があるていどまとまっている場合、折衷案として、そのうちの半分くらいを一括で投資し、残りを5年~10年かけて積立ていくのがいいと思う。そうすればどちらに転んでも悪くない。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドにした理由
時価総額比重で世界分散という点がもっとも自分の理想に近かった。ただ株と債券半々という割合については、もうちょっと株を多めにして欲しいと思った。株式のみのファンドも考えたけど、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド中心でやることにした。他の株式のみのファンドを少し買い足すことで、債券と株の比率はある程度調整するかとおもう。しかしあまりごちゃごちゃファンドをもっていても管理が面倒だし、事細かに割合を決めていろんなファンドを買ったところで、結果はたいして変わらないと思うので、なるべくシンプルにするつもり。
アクティブファンドもいろいろあったけど信託報酬の高さが恐く、長期的にはインデックスに及ばないという調査結果がどうも気になったのでやめた。結構成績のいいアクティブファンドもあるみたいだけど、そもそもの期待値が定期預金よりまし程度なので。資産総額も多くフィデューシャリー・デューティー宣言とかもしてる、安心して長期保有できそうなセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに決めました。
※フィデューシャリー・デューティー宣言=客を騙したり、詐欺的なことはしません宣言。痴呆老人に高額な商品を買わせたりしていた野村證券などの過去のあくどい証券会社への反省から生まれたものだろうか。
その他に候補に挙がったファンド。世界経済インデックスファンド、eMAXIS バランス(8資産均等型)、ひふみ投信など。