格安SIMの選び方

格安SIMをめぐるトラブルが最近増えているそうだ。たぶん、契約数がかなり増えていると大もうから、それに比例してトラブルが増えるのは当たり前ですね。

個人的には端末と格安SIMの契約がセットになっている、いろんな店頭でよく宣伝しているプランはお勧めできないと思います。なんだかんだでサポート料やら自由に選べない、月賦払いの端末やらで、若干割高になってしまうと思う。

それでも大手キャリアに比べると安くなるので、それが楽でいいという人もいるでしょうが、個人的には好きな端末、気に入った格安SIMをそれぞれ選ぶのが安いし、選択の幅も広がっていいのでは、と思います。とくに、自分が端末に求める機能、希望する契約内容がわかっている人ならなおさら。

端末はいろいろあるので好きなのを選べばいいと思います。格安SIMもいろいろありますが、ポイントは月々の回線容量(何GB必要か)と、どれくらいの時間電話するか、です。比較対象はたくさんありますが、上記の2点だけ見て比べればいいのでわかりやすい。大手キャリアのようにいろいろな割引がごちゃごちゃついて要するにいくらなのか分からなかったり、無駄なサービスが最初から付け足されていたりといったことがない。その点は格安SIMのほうがいいと思います。

同じサービス内容ならどこをえらんでも大差ないかと思いきや、結構値段が違います。わたしはMineo、UQモバイルとかあってどれにしよっかなーと比べていたのですが、DTI SIMがいいと思いました。

わたしが気にしたのは

  • 月3GB
  • 電話かけ放題サービス
  • ある程度の通話品質

以上の点で、この条件をクリアして値段が一番安いところはDTIだったみたいです。

通信容量は月3GB。ゲームもしないし、動画とかもあまり見ないし、家ではwi-fiなので、3GBあると十分。

電話かけ放題。大手キャリアと比べて一番問題になるのが電話代です。大手キャリアは、今のプランはほとんど電話代無料ですが、格安SIMは電話回線サービスなのに電話代30秒20円というすごい金額がかかります。でも、最近は格安SIMでも電話かけ放題サービスがたくさんでてきました。

その多くが5分間の通話は無料、というものです。しょっちゅう電話しますが、たいてい2分前後で終わる話ばかりで長話はしないので、わたしにとって5分無料というのは実質大手キャリアの通話無料とほぼ同じ意味を持ちます。正直、このサービスがなかったら格安SIMを選ぶことはなかったかも。

それから通話品質も気になりました。DTIの場合、IP電話ではないので通話品質はいままでの携帯電話と一緒、普通に会話できます。IP電話だとLINE電話みたいに片側交互通行で、ずいぶんやりづらいと思います。あと、電話をかけるときも専用のアプリとか不要でそのままかけられるのが楽でいいと思いました。

上記の条件を満たしてもっとも価格が安いところ、それがDTIでした。

DTIの欠点としては、5分を超えて通話した場合、その部分はやっぱり30秒20円かかるってこと。あと他社のサービスでは、超えた部分も30秒10円に割り引いてくれるところもいろいろあります。

ワイモバイルでは月々1,000円で無制限に電話かけ放題になるサービスもあり、長電話しまくる人はここしかないし、他社にもいろいろあります。とりあえず、IP電話はだめ。あとかけ放題はいいけど、30分無料とか60分無料とかのサービスは、普通に電話するよりすこし安い、程度のかなり微妙なサービスもあるので、選ぶなら○分かけ放題のほうがいい。

あと、格安SIM全般にいえる欠点としては、これから大きな革新的変化があった場合、その恩恵を最初に受けられない可能性がある、ということでしょうか。

いまは携帯も普及し尽くして飽和状態で、そこに格安SIMというサービスが発生しました。正直、この状況で大手キャリアに高い料金を払い続ける意味は無いので、合理的に考えると全スマホが格安SIMにのりかえて然るべきなのです。ただし、いまの電話通信方式に変わる抜本的に新しいものが生まれるとすると、最初にそれを利用できるのはやっぱり大手キャリアで、格安SIMの人たちは後回しになってしまうでしょう。それがどれくらい先になるのかわからないけど。

とりあえず、使い勝手はそのままで月額7,000円くらいだったのが2,500円以下になったから、ずいぶんお得に感じます。年間5万円と考えるとけっこう大きいな。

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