「死霊のはらわたリターンズ」シーズン3の感想。続編はなし、完結。

あいかわらず面白いドラマでした。

シーズン3になってもまったく同じノリで展開される、血まみれのグロコメディ。どうやらシーズン3で完結ということになったようです。

ワンパターンとも言えるけれど、シーズン3では主人公アッシュの娘が登場したり、昔から悪霊と戦ってきた騎士団が登場したり、それなりに新味が感じられます。

娘の母親は出てきた途端にしんじゃうけど、娘はその後もレギュラーとして活躍します。最初はアッシュについていけない娘ですが、やはりDNAを受け継いでいるせいか終盤では父親のノリを理解するように。なかなかいいポテンシャルを持っていると思いました。シーズン2で活躍したアッシュの父親もちょっと登場。相変わらずいいキャラしてます。

騎士団はそれほど存在感がないけれど、最後は死者の書が悪霊の手に渡るかどうかという瀬戸際になり、いままでにない大きな化け物が出てきて、これまでで一番スケールがでかいお話になっていたと思います。

グロ描写も、高校のダンスパーティのシーンなんかはほんとたくさんの人がお亡くなりになって、ひどいです。こういう、なんの罪もない人たちも次々に死んでいくドラマなので、そこが許せない!という人もいるかもしれませんが、そのへんもあっさりスルーしていくアッシュの能天気、バカさ加減。やっぱり健全な精神のためには時々こういうドラマを見る必要がある。

最終的に覚えているのは、ほとんどアッシュのバカバカしい行動がほとんどなんです。このドラマ、アクションもお話の展開もきっちり作られているけど、それを支えているのがやっぱりブルース・キャンベル演じるアッシュというキャラなんだなあと改めて実感しました。

残念ながらシーズン3で終了ということになり、続編があればまた新しい舞台が見られそうなのに残念ではありますが、どっちみち良きワンパターンが続くスタイルだと思うので、面白さを保ったままここで終了でもまあいいか、と思います。このラストも、映画を思わせるニヤリとさせられるもので、こういう無茶苦茶な結末が成立するドラマって楽しくていいなと思いました。

改めて思ったけどケーブルテレビの有料チャンネルらしさが溢れているドラマ。たぶん有料チャンネルだよね?スポンサーへの気兼ねもなく、過度の自主規制もなく、撮りたいものを撮りたいように撮るという方針で、「死霊のはらわた」の良さを見事にテレビに持ち込んだドラマだと思います。

飲酒、飲酒運転、大量の血糊、大量の死、過剰なバイオレンス。それを全体としてバカバカしいほど軽くまとめて、笑って済ませてしまうようなノリの本作は、控えめにいっても大人向けのドラマでしょうね。好き嫌いははっきり分かれるし駄目な人には絶対駄目でしょうが、こういうのを不謹慎とかいって眉を顰めるようなことはしたくないですね。

huluで全シリーズ見られる。1話30分と短いので、イッキ見にも最適。

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