珍味、佐渡のふぐの子漬けの紹介。

あ、へぎそばついでに、佐渡産の珍味について思い出したので記録しておきます。

佐渡と言えば四方を海に囲まれ、さぞかし海産物に恵まれて豊かな食が楽しめそうなイメージがありますが、実際に旅行する際にはよく調べてからの方がいいとおもいます。というのも、聞いた話でしかないですが、食事に関しては割とがっかりする店があるらしいので・・・。宿も、料理屋も。もちろん美味しいお店もたくさんあります。が、実際行ったことのある人によく聞いてから選びましょう。

それはともかく、佐渡の名物のふぐの子漬け。文字通り、ふぐの子(卵巣)を塩漬けにした珍味です。ふぐはごまふぐ。もちろんふぐの卵巣は猛毒なんですが、2年以上塩漬けにすることでなぜか毒が抜ける。なぜかは謎。まあ、ふぐを食べて少しくらい舌が痺れるのは風味の内ですよね? ・・・冗談です。佐渡のふぐの子はもちろん無毒化されていて、まったく健康被害はありません。

しかし、ふぐの子漬けというと真っ先に思い浮かぶのは金沢の郷土料理。なにか関連があるのだろうか。よく分かりませんが、金沢から伝わったもので、元は同じらしいです。全国でふぐの子漬けを作っているのは石川県、福井県と佐渡くらいだそうです。

肝心の食品ですが、佐渡のふぐの子漬けは2種類あります。一つは粕漬けで、塩漬けにした後のふぐの子を酒粕につけたもの。金沢のは糠漬けにするので、ちょっと違います。やはり酒どころならではなのか、酒粕につける料理は新潟でもたくさんあり、なんとなく味の想像がつく。もうひとつは塩漬けのままで、それを焼いた(あぶった)もの。今回、この焼いたふぐの子を頂いたので食べてみました。

食べた感想。一番似ているのは焼たらこ。たらこよりも食感がはっきりしていて固めで、プチプチ感がある。塩気はかなり強め。そして、たらことは違う独特の香気が強く、ちょっとカニの風味を思わせる海っぽい香りがある。人によっては少し臭みを感じるかも知れない。酒で言うと例えば「ふなぐち菊水一番しぼり」のような、ちょっと発酵臭が残る感じ。

これはもう、酒の肴かご飯のおかずにするしかないですね。豆腐と一緒もいいと書いてありましたが、豆腐は塩味をかき消してしまうのでおすすめしません。むしろこの塩味とそこに含まれる味わいを楽しめる食べ方がおすすめだと思う。なのでご飯にのせたり、お茶漬けにしたり、そのままお酒のつまみにしたりするのがいいと思います。おすすめはそのまま、酒のつまみですね。割と塩辛いのについつい食べてしまいます。あわせるお酒は、もちろん佐渡の地酒。佐渡にもいろいろ酒蔵がありますが、「金鶴」はうまい。

酒粕漬けならさらに酒のつまみに合いそう。今度是非食べてみたい。

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