ミステリ

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小説、本

陸秋槎「元年春之祭(がんねんはるのまつり)」の感想。中国、歴史、少女、本格ミステリの傑作。

ふだん、どっちかというとアメリカイギリスの本を多く読んでいると、別の文化の本も無性に読みたくなることがある。文章のリズムが違う気がして、やっぱりどちらも魅力的。 で陸秋槎の「元年春之祭」。作者自ら怪作と呼ぶだけあって、かなり独特な読後感を残すインパクトの強い本でした。おもうに、それまで小説を書いた...
小説、本

「因業探偵リターンズ」の感想。

新藤礼都が主人公の短編集、第2集。 短編集で、ネタは相変わらず多岐にわたるのですが、やっぱりこのシリーズの魅力は新藤礼都という主人公の性格にあると思います。ここにきてキャラクターがいよいよ確立されて、読んでいて安定感が感じられます。 自己中心的で上から目線で、他人の不幸を愉しむというかなり不愉快...
小説、本

「完全・犯罪」の感想。

小林泰三の短編集です。 タイトルからするとミステリ小説っぽいわけですが、そうではありません。不条理ネタあり、SFありでいろいろですが、意外なことにミステリはありません。あれ、でも裏表紙とかオビとかではミステリ短編集って書いてあるな。じゃあ、これもミステリなんでしょう。でも、いわゆる推理小説ではあり...
小説、本

「密室・殺人」の感想。優れたミステリー。ホラー要素はちょっとありますが、ホラーではありません。

密室・殺人。タイトルからしていかにも本格もののミステリーなんだけど、どうしてこれが角川ホラー文庫で出版されたんだろう。作者が「玩具修理者」の著者だったから、というのが大きな理由だと思う。作中にもホラーっぽい要素が入ってはいる。それはアクセントのようでありながら、物語の根幹(とわたしが思う部分)に密接...
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