小林泰三

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小説、本

小林泰三「セピア色の凄惨」の感想。血みどろグロコメディ。ブラックユーモアの傑作。

すみません。小林泰三の文庫書き下ろし小説の紹介です。 小林泰三の「セピア色の凄惨」。4つの短編からなる連作集。 タイトルに惹かれて買った。セピア色の凄惨って、なかなかいいタイトルだと思う。懐かしいような、切ないような郷愁を誘う物語の果てに、残酷な真実が明かされる… そんな物語が書かれているのでは、と...
小説、本

夢の中、不思議の国のアリスの世界で起きた殺人事件が現実世界とリンクする。ミステリ小説の傑作「アリス殺し」の感想。ネタバレなしです。

大学生の栗栖川亜里(くりすがわあり)は奇妙な夢を見た。 夢の中で、アリスは白兎と出会い、とかげのビルと出会い、頭のおかしい帽子屋、三月兎と出会う。とかげのビルはなぜかアリスに、合言葉を決めようと言い出す。合言葉は、ビルの「スナークは」という呼び掛けに、アリスが「ブージャムだった」と答える、というもの...
小説、本

小林泰三「わざわざゾンビを殺す人間なんていない。」の感想。

2017/09/23追記: わたしは大変な思い違いをしていました。先に書いたこの小説の感想で、ちょっと否定的な雰囲気の出る感想になってしまっていました。ファン以外なら文庫化までまってもいい、と。 撤回します。 小林泰三の「わざわざゾンビを殺す人間なんていない。」を今すぐに買って読むべきです。わたしも...
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