小説、本 「密室・殺人」の感想。優れたミステリー。ホラー要素はちょっとありますが、ホラーではありません。 密室・殺人。タイトルからしていかにも本格もののミステリーなんだけど、どうしてこれが角川ホラー文庫で出版されたんだろう。作者が「玩具修理者」の著者だったから、というのが大きな理由だと思う。作中にもホラーっぽい要素が入ってはいる。それはアクセントのようでありながら、物語の根幹(とわたしが思う部分)に密接... 2018.10.20 小説、本