ドラマ ダン・シモンズ原作「ザ・テラー」の感想。実話ミステリー+海洋物+化け物で、面白い。 アマゾンプライムで見られるミステリードラマ、「ザ・テラー」。 原作がダン・シモンズということで面白さはある程度保証付き、さらに制作にリドリー・スコットが関わっていて映像クオリティも上々か。という期待をこめて見たのですが、予想通り面白いドラマでした。 エレバス号とテラー号の遭難事件に、しろくまを追加し... 2018.07.01 ドラマ
ドラマ 「ウォーキング・デッド」 シーズン8の感想。ここで終わっても違和感なし。 ウォーキング・デッドシーズン8を最後まで見ました。 第8話で衝撃的な出来事が起き、それを受けてのシーズン後半だったわけですが、結論から言うとけっこう面白かった。 しかしアメリカではこれまで好調だったシリーズがここに来てやや低迷していて(それでも高視聴率なほうですが)ドラマの行方についていろいろ言われ... 2018.04.29 ドラマ
漫画 安定したホラーギャグ漫画「死人の声をきくがよい」の感想。末永く続いてほしい… この人の手に入る漫画はだいたい読んでいます。この「死人の声をきくがよい」も第一巻から読み続けていますが、期待通りの出来で満足。 ホラーというより、ホラー作品をねたにしたギャグ漫画っぽい。絵は雰囲気があって上手。 ちまたではホラー漫画とされているようですが、読めばわかるように「ホラー」をネタにしたギャ... 2018.04.11 漫画
映画 イタリア製傑作C級映画、「呪われた修道院」の感想。 「呪われた修道院」。なんか修道院の尼さんが悲鳴を上げているようなジャケットでDVDとかが出ていたような。昔みた記憶しかないので細部は曖昧ですが、傑作だったという記憶があります。まったく期待しないまま、むしろおそらく駄作だろうという先入観を持って見始め、見事に裏切られたという記憶。なんでこれを見たのか... 2018.04.10 映画
漫画 ホラー漫画「サユリ」の感想。呪われた家に住む一家を容赦ない展開が襲う。襲われた後も、怒涛の展開。 押切蓮介の「サユリ」。 これはおもしろいホラー漫画です。昔コンビニでたまたま手にとって、暇つぶしに買ったのですが面白かった。 お話としてはよくある呪われた家、あるいは家に取り付く悪霊、というネタです。「ヘルハウス」「シャイニング」「悪魔の棲む家」「ポルターガイスト」「呪怨」「残穢」という、その分野の... 2018.04.07 漫画
漫画 いじめ、復讐、過剰な暴力、人間関係。「ミスミソウ」の感想。 押切蓮介の「ミスミソウ」が映画化。とても暗いスプラッタでいじめな話なのでなかなか映像化は思いつきませんでしたが、どうなるんでしょうか。 傑作ホラー漫画「ミスミソウ」 「ミスミソウ」は基本的にはいじめとそれに対する報復がネタの、典型的な「キャリー」タイプの話。一応ホラー漫画ということになっていて確かに... 2018.04.07 漫画
小説、本 「人造救世主」シリーズの感想。小林泰三の中では最低に近い評価の、対象年齢低めの読みやすいアクション小説。 「人造救世主」シリーズ。小林泰三の作品としてはもっとも評価の低いものの一つです。なぜそんなに評判が悪いのだろう。 これは「人造救世主」「人造救世主 ギニー・ピッグス」「人造救世主 アドルフ・クローン」の3冊からなるシリーズだけど、実質的には全部まとめて1つの話になっている。一応半年くらい間を置いて出... 2018.01.25 小説、本
映画 「葛城事件(かつらぎじけん)」の感想。次男じゃなくて、父親がサイコパスだった。 息子が連続殺傷事件を起こして崩壊した家庭を描いた映画。いくつかの実際にあった事件を元に構成されていて、事件を起こした犯人の言動、かれと獄中結婚をする女性の登場、事件の様子などに現実の要素が取り入れられているそうだ。 で、「息子が事件をおこした」せいで崩壊する家庭の話なのかと思ったら、そうじゃなかった... 2018.01.25 映画
小説、本 小野不由美「残穢」の感想。聞くだけで祟られる話が紹介されます。呪われないよう気をつけてください。 映画をみたので、原作も読んでみた。小野不由美の「残穢」。 この小説で描かれる怪現象の理由を、語り手は「延喜式」に出てくる触穢の概念で説明しようとしている。ある穢れが、徐々に薄まりながら周囲に広がっていく。いつかは消えるものの、仮に極端に力の強い穢れがあったとしたら、それは相当広範囲に、長い間影響を及... 2018.01.11 小説、本