小説、本 夢の中、不思議の国のアリスの世界で起きた殺人事件が現実世界とリンクする。ミステリ小説の傑作「アリス殺し」の感想。ネタバレなしです。 大学生の栗栖川亜里(くりすがわあり)は奇妙な夢を見た。 夢の中で、アリスは白兎と出会い、とかげのビルと出会い、頭のおかしい帽子屋、三月兎と出会う。とかげのビルはなぜかアリスに、合言葉を決めようと言い出す。合言葉は、ビルの「スナークは」という呼び掛けに、アリスが「ブージャムだった」と答える、というもの... 2017.10.09 小説、本
お金 セゾン投信を解約するタイミングなのかどうか。 セゾン投信を解約するかどうか。 最近解約するしないという記事をネットでみたので、なぜそういう考えになるのか、考えてみました(個人的には解約するつもりはありません)。 2017年10月現在、いまのところは悪くない成績。 個人的には、思っていたよりも成績がいい。これは均一の積立ではなく、一度スポットで少... 2017.10.08 お金
映画 パリ人肉食事件を起こした佐川一政のドキュメンタリー、”Caniba”の紹介。 1983年、留学先のパリでオランダ人留学生を殺害し、その肉を食べるという頭のおかしい犯罪を犯した佐川一政。かれに取材した”Caniba”ドキュメンタリーが作られたそうです。 佐川一政は、パリで精神病院にいれられたけどその後1986年に日本に強制送還され、その後は日本で収監されることもなく自由に暮らし... 2017.10.05 映画
映画 伝説のモキュメンタリー「食人族」のリメイク、「グリーン・インフェルノ」の感想。相応にグロいが、フィクションに徹した劇映画。出来はいい。 悪名高いモンド映画、「食人族」のリメイク「グリーン・インフェルノ」。 ルジェロ・デオダート監督の1983年公開「食人族」は、2つの面で話題になりました。ひとつは、「食人」テーマということもあるそのグロ描写。ジャングルに撮影に出かけた撮影隊が、現地の人食い族に食い殺されるという内容で、殺され方もけっこ... 2017.10.02 映画
映画 「後妻業の女」の感想。大竹しのぶ、豊川悦司主演のなかなか面白い犯罪コメディ映画。 「後妻業の女」を見たので、その感想。遺産目当て後妻業をテーマにして、深刻になりすぎずコメディにまとめた日本映画。面白い。原作は未読。 熟年の独身男性に近づいて結婚し、遺産を横取りする後妻業。結婚するさい、金は重要。愛があればお金なんて、と思っていても、現実には先立つものがなければ愛情の生まれる土壌が... 2017.09.30 映画
映画 「ISOLA 多重人格少女」の感想。阪神大震災の記念映画。 貴志祐介の「十三番目の人格 ISOLA」の映画化。黒澤優主演。 原作も貴志祐介のなかではそれほどいいできとは言えない。ただ、角川の日本ホラー小説大賞の佳作で実質的なデビュー作なので、そう考えればデビュー作から読みやすさと全体の構成への配慮はされていて、最初から優秀な作家だったとも読める。そして貴志祐... 2017.09.29 映画
映画 トム・クルーズ主演「ジャック・リーチャー ネバー・ゴー・バック」の感想。 ジャック・リーチャーシリーズはアメリカで人気のアクション小説シリーズ。作者はリー・チャイルドというイギリス人なんだけど、アメリカ文化を舞台にした小説を書きたくてこのシリーズを書いたという。今までに19作が書かれ、ベストセラーになっている。 アメリカっぽい小説を描くため、広大なアメリカのどこでも舞台に... 2017.09.27 映画
ドラマ ウォーキング・デッド シーズン7の感想。絶望→希望? 衝撃の展開、という噂は聞いていたシーズン7。いきなりネタバレは避けますが確かにびっくり、強烈な第1話で幕を開けました。シーズン6のラストが、リックたち主要メンバーのほとんどが「救世主」を名乗る集団に捕まってしまうという展開だったのでどうなることかとは思っていましたが・・・。 果たしてその後、どうなる... 2017.09.26 ドラマ
買ったもの 東芝の洗濯機「AW-7G5」を使ってみてのレビュー、評価。使い勝手いいし、これで十分じゃない? 洗濯機が壊れたので買い替えた。東芝の「AW-7G5」というやつにした。はっきりいって、これで十分。 家電のスペックとコストパフォーマンス 家電だけでなく、ほかのいろんなものに当てはまる考え方として、そこそこの値段でそこそこのスペックのものを使い廻すのが、一番コストパフォーマンスが良い。 一部の家具と... 2017.09.21 買ったもの
小説、本 ハヤカワ文庫ノンフィクション「E=mc2 世界一有名な方程式の「伝記」」の感想。分りやすく、面白い。 ハヤカワ文庫ノンフィクションの一冊、「E=mc2 世界一有名な方程式の「伝記」」の感想。 科学系ノンフィクションはたくさんあるけれど、この本はその中でも抜群に面白く、分りやすい。 E=mc2の成り立ちの歴史を人間ドラマを交えて描く。 方程式の「伝記」という副題が示すように、E=mc2という有名な式を... 2017.09.19 小説、本