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リメイク版「サスペリア」の感想。オリジナルとは別物。独自要素をどう捉えるかで評価がかなり分かれそう。

熱狂的なファンをもつカルト映画「サスペリア」のリメイク。かなり難しいチャレンジであるとは予想できるけど、果たして出来栄えは。監督は最近活躍中のルカ・グァダニーノ。新しい「蝿の王」のリメイクも彼が監督するということですが。 見る前は、音楽がトム・ヨークとかで結構期待していたんですが、まあちょっと期待は...
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「ドクター・スリープ」映画版。これはまぎれもなく映画版「シャイニング」の続編ですね。

「ドクター・スリープ」映画版のトレーラーが公開されました。 原作はそれほどでもないかな、という感想でわりと批判的なことも書いてしまいましたが、トレーラーを見て映画版は素直に見たいと思いました。 あらすじやおおきな流れは原作どおりでそんなに違わないと思うんだけど、トレーラーを見ればおおきな違いが存在す...
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IT 第2章、予告がでましたね。2019年9月6日公開(アメリカで)。日本では11月1日公開。

忙しくて、見ようと思っていた映画も観てないし、本も読んでないし、ドラマも観ていない。 そんななか、IT 第2章の予告編が公開されましたね。 一足先に本編をみた原作者スティーブン・キングによると、出来栄えは"terrific"だそうで。これがお世辞なのかたんなる宣伝なのかはわかりませんが、前作の出来か...
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「哀しい獣」の感想。勢いのある韓国フィルム・ノワールの良作、分かりづらい点はあるもののおすすめ。

評判のいい「哀しい獣」を観ました。 全体的に観て、確かにこれは面白い映画でした。とくに前半。人生に行き詰まった男が人殺しの仕事を請け負って韓国に渡り、依頼を遂行すべく調査を進めるあたりはすごく面白く、良質なフィルム・ノワールだと思いました。 主人公は北朝鮮、韓国と隣接する中国内の延辺朝鮮族自治州(え...
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映画「デンデラ」の感想。人食い熊vs捨てられた老婆たち。

デンデラ。楢山節考の続編といっても言いような話で、姥捨て山に捨てられた老婆たちが実は生き延びて集落を形成していた、という話。老婆たちは自分たちを捨てた村に復讐するべく鍛錬を積み、老婆たちが50人になったところで村への進軍を開始するが、予期せぬ困難が迫りくる…。 この映画は二層のみかたができて、ひとつ...
おもったこと

ホラー映画が苦手な人のために、怖くなくする方法。

ホラー映画が怖いのはなぜか。 ひとつは、日本の怪談に代表される、後ろに何かがいるんじゃないか、というようなじっとりした心霊的な怖さ。 もうひとつはスラッシャー映画に代表される突然のショック演出によるドッキリ。 この2つをブレンドし、さらに映像効果や効果音で味付けすることで、見るものを恐怖させる恐ろし...
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映画「来る」の感想。よくできてると思います。

「ぼぎわんが来る」の映画化。これは、結構いい出来だったのではないでしょうか。 冒頭からこの監督らしいイントロ映像。日本的な風土の映像にバックに日本のホラー映画らしからぬ英語ロックが流れ、けっこうテンション上がります。 原作の5割増。 大まかな流れは原作準拠。大まかに第1章、第2章、第3章に分けられる...
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映画「ルールズ・オブ・アトラクション」の感想。なんだろう、この虚しさは。

アメリカの大学生の虚無的な生活を描いた映画。 「レス・ザン・ゼロ」、「アメリカン・サイコ」に続くブレット・イーストン・エリス原作の映画化で、ジャンル分けすればいちおう恋愛映画になるのかな。でも、これも底にあるのは一貫して同じような虚無感で、どうにもやり場のない虚しさがこみ上げてきます。 大学生のパー...
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映画「先生を流産させる会」の感想。

すごいタイトルの映画。で、はたして中身はどうなんでしょう。タイトル負けしてる? オープニングで、4人の生徒が並んでうさぎ小屋を覗いているシーン。そこからつながる滑り台までの場面もなかなかよくて、低予算ながらもいいインディーズ映画っぽい雰囲気が漂ってた。出ている役者は、大人はプロみたいだけど子供たちは...
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映画「下妻物語」の感想。

中島哲也監督の「下妻物語」。 セッションの元ネタ? 突然気がついたんだが、「セッション」でオーディションに遅刻しそうな主人公が急ぎすぎるあまり車に轢かれ、ヘロヘロになりながらもオーディション会場に駆けつけるシーン、あれは「下妻物語」へのオマージュなんじゃないだろうか。たまたま似たようなシチュエーショ...
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