小説、本

スポンサーリンク
小説、本

小林泰三「人外サーカス」の感想。なんと、ネフィリムの続編。

帯を見ると、サーカス団が森で吸血鬼と戦う話。なにか秘密もあるらしい。 吸血鬼?吸血鬼というと、同作者では「ネフィリム 超吸血幻想譚」というヴァンパイアものがすでにあるんですが、まさかあれの続編なんでしょうか。タイトルからして全然雰囲気ちがうけど。 そんなことを思いながら読み始めてみると、なんと思...
小説、本

「高慢と偏見、そして殺人」の感想。高慢と偏見(自負と偏見)の続編で、ダーシーとエリザベスが殺人事件に巻き込まれます。ドラマ化されてます。

P・D・ジェイムズが90歳をこえてから発表した作品。それだけでもけっこうびっくりなんだけど、それがイギリス文学の傑作「高慢と偏見」の続編ということでなおさらびっくり。 高慢と偏見とは。 「高慢と偏見」についてざっと説明。ジェーン・オースティンという女性がかいた小説で、貴族間の身分を超えた恋愛/結...
小説、本

小林泰三「ドロシイ殺し」の感想。ファンは必読。「玩具修理者」「酔歩する男」関連作です。

小林泰三のおとぎの国シリーズ?「ドロシイ殺し」です。 アリス殺し、クララ殺しに続いておとぎの国シリーズになるんでしょうか。こんかいはドロシイ殺しということで、有名どころのオズの魔法使いがネタ元になりました。 独特の世界が魅力のシリーズ。 主人公である井森の活躍しているのかしていないのかわからな...
小説、本

ポール・オースター「トゥルー・ストーリーズ」の感想。ジャージー・コジンスキーがでてきてびっくり。

面白くなるように脚色しているから面白いのか、それとも当たり前の出来事でもさも面白い話のように語る口調が面白いのか。 内田百閒の文章は、ただ電車に乗った、というようなことを書いてるだけなのに面白い。これは8割位は文章の力で、些細な出来事、当たり前の行動をことさら針小棒大に書いてみせたり、あるいはいき...
小説、本

小林泰三「パラレルワールド」の感想。

「失われた過去と未来の犯罪」と「記憶破断者」を足して半分に割ったようなお話でした。 構造としては「失われた過去と未来の犯罪」と同じく前半で物語の舞台装置が提示され、後半で展開されるのは「記憶破断者」のような特殊能力者の戦い。 一粒で二度美味しいともとも取れるし、各要素がちょっとあっさりしていて物...
小説、本

「因業探偵リターンズ」の感想。

新藤礼都が主人公の短編集、第2集。 短編集で、ネタは相変わらず多岐にわたるのですが、やっぱりこのシリーズの魅力は新藤礼都という主人公の性格にあると思います。ここにきてキャラクターがいよいよ確立されて、読んでいて安定感が感じられます。 自己中心的で上から目線で、他人の不幸を愉しむというかなり不愉快...
小説、本

「白墨人形」の感想。スティーブン・キング絶賛。

帯には「スティーブン・キング強力推薦」。強力推薦というのは、いったいどういう意味なんだろう。大プッシュとか絶対オススメとか、そういうのと同じニュアンスなんだろうか。でもこれはあとがきを読むとどうやらスティーブン・キングがツイッターでちょっと褒めた程度らしいので、それがどのようにして強力推薦に変換され...
小説、本

ピーター・ストラウブ “a dark matter” の感想。terrifying でも inpossible to put down でもない。でも、面白い。

2018年現在、ピーター・ストラウブの長編としては2010年のこれが一番新しい。盟友であるスティーブン・キングの名前は巻末の謝辞に名前はでてこないが、表紙に彼の1行コメントがのっているので、この本もスティーブン・キング絶賛とみなして間違いない。 で、読む前にネットでざっと評判を探ってみたら、それほ...
小説、本

「見晴らしのいい密室」の感想。面白いSF短編集。

小林泰三の短編集です。これも、タイトルをみるとミステリ小説のように見えますが、内容はほぼSF短編集です。「海を見る人」がハードSFだったのに対し、こちらはもうちょっと緩いのでとっつきやすいかもしれない。あとSF以外のものも入ってます。 で、感想としてはやはり面白い。ネタや発想の使い回しはありますが...
小説、本

「海を見る人」の感想。いいSF短編集でした。

小林泰三の「海を見る人」。関係ないけど「星をみるひと」っていうのは、迷作として名高い昔のファミコンのゲームで、ゲームバランスは破綻しているが独特な雰囲気があって一部での評判は高かったらしい。タイトルも素敵だ。 「海を見る人」はSF短編集です。これを読むと、小林泰三がSFの人なんだなというのがよくわ...
スポンサーリンク