新潟県知事 米山隆一とロン・パールマンが似ている

このあいだテレビで新・新潟県知事、米山隆一をみかけました。東電の社長となんか喋っていました。

前々から、米山隆一はもともと知らない人なんだけどどうも既視感があるような気がする、なぜだろうと思っていました。結構印象的な顔つきと言えるので単にインパクトがあるだけかな、とも思っていたのですが、このたびテレビで拝見してようやくその理由かもしれない点に気付きました。

ロン・パールマン

ロン・パールマン

米山隆一は、ロン・パールマンに似ている。

よく比べてみれば似てないんだけれど、ぱっと見が似ている。ロン・パールマンは昔から注目していた俳優なので、そのせいで米山隆一さんを見ても初見じゃないような感じがしていたのかも知れません。

ロン・パールマンはその風貌からか悪役とかが多くて、どの出演作もわりと印象に残っています。

最初に見たのはたぶん「薔薇の名前」で、乱暴な役柄でカッパ頭のクリスチャン・スレーターを苦しめていたような気がします。おなじジャン・ジャック・アノー監督の「人類創世」でも台詞のない原始人役で出ていました。この映画は原始人が主役なのでしょうがないのですが。

それから「クロノス」。この傑作吸血鬼映画ではヤクザというかマフィアというか、そういう役柄なんですが、ただ厳つい恐いだけでなく子供相手におどけて見せたりもする一風変わった役でした。これ、ギレルモ・デル・トロ監督の実質デビュー作だったかな。スピルバーグ絶賛、とか宣伝文句にあったような気がします。たしかに面白いかったので気に入って何回も観ました。

それから、「犯罪心理捜査官」「ロストチルドレン」「エイリアン4」「スターリングラード」「ブレイド2」「ヘルボーイ」「パシフィック・リム」などで観て、これ以外にも沢山でてますね。ジャン・ジャック・アノーとかギレルモ・デル・トロに気に入られている感じです。「ヘルボーイ」はまさかの主演で、しかもヒットしたそうだし。「パシフィック・リム」でもおいしい役どころだったし。

初期作ちかくは強面の印象が強いですが徐々に愛嬌がでてきた感じがして、いまではすっかりベテランですね。

それに対し、米山隆一はまだデビュー直後なので、愛嬌がまだ足りない感じがしますね。東大卒で、弁護士資格と医師免許を併せ持つという経歴をみると、すごく優秀だなということがわかると同時に、そうとう変わりモンじゃないのか、という一抹の不安を感じてしまうことも否めません。

果たしてロン・パールマンのように、外面のこわさとは裏腹にみんなに愛されるキャラになれるのか、それとも変人なのか。これからの活躍に期待します。

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